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執筆者の写真Gustavo Dore

E-gov ってなに?!

最近よく耳にする、デジタル化(DX)そしてこれに付随してまたよく聞くのが【E-gov】。アルファベットばかりでよくわからない~と混乱している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はシンプルにE-govについて少し説明したいと思います。

まずE-govとはE-governanceのことです。(日本語でいうと電子政府)

E-Govを活用することで行政手続きなどをオンラインで済ますことができます。

ではこのE-govが進むと私たちの生活はどのようになるのか。

今回の記事では、皆さんにとって少しでも【E-gov】の暮らしが身近になるよう既に電子国家として有名な国の事例を紹介したいと思います。

電子国家 e-Estonia

北欧にあるバルト三国の一つエストニアという小さな国がいま世界で最も進んだデジタル社会といわれています。

そんなエストニアのデジタル社会をまとめると…

・全国民への国民IDカード配布(マイナンバーカードのようなもの)

・99%の行政サービスはオンラインで

 =結婚・離婚・不動産売買以外はオンラインで完結可能

・電子税務申告の自動化

・処方箋のデジタル化

・電子署名制度

・国民IDカード=EU内で旅券・身分証明書。バス利用も可能

・電子投票制度・裁判制度・医療制度・企業登録制度

・銀行口座へのログイン

・医療記録の確認

・納税申告書の提出

...などまだまだありますがきりがないのでこれくらいにします

皆さんは上記のことに一年間どれだけ時間をかけていますか?申請のために役所まで行って、順番を待ちをして…

これらの申請、登録などの多くの行政手続きがエストニアのように24時間365日どこでも行えるようにすることで、より多くの時間の有効活用が実現する。これがE-Gov最大の利点です。

またオンラインで完結することで、書類にかかるコストや、窓口の受付といった労働コスト削減にもつながりより持続可能な資源と財政の運用にもつながります。

E-Govなんて聞いたこともないしよくわからないな~と考えていた方も多いと思いますが、実際に実現してる国の生活をイメージすると少しは身近なものになったのではないでしょうか。

(ちなみに執筆者は1年エストニアに住んでいましたが、本当に全て国民ID:マイナンバー を利用して様々な手続きをオンラインで行えたので楽でした)

より詳しくE-govの生活を知りたい方はこちらのリンクから電子国家エストニアについてまとめたものがありますのでご確認ください。

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