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執筆者の写真Gustavo Dore

買い物はエンターテインメント

今回は≪アートの力を使ってショップ作りをしていこう≫という話をします。 アートというと買い物とは結び付かない方が多いかもしれませんが、買い物を1つのエンターテインメントとして捉えるとどうでしょうか。

週末になぜ多くの人がショッピングモールに行くのかというと、映画館や食べ物だけではなく純粋に買い物を楽しみたいという理由が断トツかと思います。特に女性にとっては(一概には言えませんが)、買い物=快楽の域とも言えます。

まさに買い物はエンターテインメント!であれば、アートの力を使えばよりナイスなアプローチが可能なのです。 今後買い物をする際、五感を研ぎ澄ませて、ショップ内の一つ一つを鋭く観察してみて下さい。

【例:レストランでの観察ポイント】 ・なぜこのメニュー設定? ・どんな素材で作っている? ・イラストのテイストは? ・棚や内装の素材は? ・照明は間接照明?直接照明? ・どんな空間づくりをしている?(コンセプトetc.)

このように様々なポイントに目を向けることで、自分の店舗に足りているところ・足りていないところに気付くことができます。

例えば、ある洋服屋さんに入った際、とてもいい香りが漂っていたとします。

そうすると「ああ、自分のショップは“香り”という要素は無かったな」と気付くことができます。また、あるショップのスタッフのユニフォームが魅力的だなと感じたら、どの部分に対してそう感じるのか、自分のショップのユニフォームと何が違うのか考えることもできるでしょう。

この他にもショップで使用している椅子やテーブルの種類、棚に並べている商品の見せ方、値段を見せる方法など細かい部分の組み立てでショップはできています。 そこから自分がブランドオーナーをしているショップが、デザインやアートの力を使ってどのように人の心を動かし、買い物へ繋がっているのか見てみて欲しいのです。

これをブラッシュアップしてくと更に楽しいショップになりますし、人も集まってきます。

そしてリピーターも生まれます。

皆さんも是非、自分のショップのアートを考えてみて下さい。

                         CEO グスタボ・ドリー

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