日本のビジネス文化の魅力【TOP5】

私はブラジル出身で、日本に来てソニーに勤めていた頃は海外の人と仕事をすることもありました。その時にアメリカやヨーロッパ、中国、その他アジアなど それぞれの国による文化の違いを肌で感じました。

そこで、異なる文化を持つオフィスごとに全く違う仕事の仕方を見て、日本のビジネス文化を良いと思った “魅力的なところ” をTOP5で紹介します。

TOP5】打ち合わせの時間を守る

以前ソニーに勤めていた時、あるプロジェクトのため商品企画としてブラジルチームをトレーニングすることになり、ブラジルで仕事をしていた時期があります。

その時の話ですが、セッションのため私は10分前に入室してパソコンのセッティングをし、5分前には準備を終えて待っていましたが、時間になっても他に誰もいない状況でした。なかなかメンバーが来ず、集まった時には予定時刻から20分が経過していました。

さらにはやっと始まったと思ったら出入りする人がいたり後から参加する人がいる状態で、落ち着かないのと時間を守らないことに苛立ちを覚えました。

日本から来ていて時間も限られているため悠長にしていられないのもあり、私自身ブラジルのそういったビジネス文化が合わず、時間を守る日本人は素晴らしいと思います。

TOP4】スケジュールを確認し、納期をきちんと守る

国によってスケジュールの約束と実際の納期が異なります。

例えばブラジル人はスケジュールの大体プラス1週間の納期となり、インド人もプラス2週間~3週間かかります。

頑張りを見せたいというのと良い顔をしたく、建前で実際の段取りや能力よりもオーバーに約束をしてしまうのです。

日本人は真面目で、私も日本の文化に育てられているためその約束を信じてしまうのですが、そのまま信じて任せると納期が遅れてしまいます。慣れてくると相手によって見込みが立ち、リリースのスケジュールを見直しすることもできますがとても手間です。

その点、日本人はきちんとスケジュールを組み、納期を守るためとても仕事がしやすいです。

TOP3】新卒をきちんと育てる

海外では、すでにスキルがあり仕事ができる人や経験者を採用する傾向があり、未経験者が仕事に就きにくいというサイクルが生まれています。

もちろん日本にもそのような条件の会社はありますが、最初は経験がなくて当然としてしっかり教育するところから始めます。

若者に優しく、新卒をきちんと迎え入れて育てる体制があることがとても良いです。

TOP2】信頼関係が高い

ビジネスの交渉の際、国によって互いに “win-win” な関係を探さないことも多いです。

ブラジルはフランクで信頼関係も割と良い方ではありますが、ビジネスにおいて相手を信頼して一緒に仕事をしてもいいのか疑ってしまうことがあります。

そして文化が異なる相手との交渉ではさらに不明瞭な分、ギブアンドテイクの定めや交渉の押し引きに迷う場面も多いです。

一方、日本人にはだまされることが全くないわけではありませんが、優しい人が多いため他の国と比べるとだまされることが少なく、悪い人と関わる可能性が比較的低い点、安心と言えます。

TOP1】大人でも友達を作ることができる

日本から出張でアメリカに行くことも多いのですが、アメリカでは終業時刻になると皆あっさりと帰宅してしまいます。

疲れているだろうから一人の時間を与えようという考えもあると思いますが、私からすると慣れない土地でひとりきりにされて寂しいのもあり、少し冷たく感じてしまうのです。

その点日本人は思いやりや気遣いがあり、出張で来ている人と一日でも一緒に過ごす時間を作ります。

それから、友達であってもランチや飲みの誘いがあり、大人でも関わりやすい国だと感じています。

しかし、日本に来た外国人で日本人の友達を作らないで帰る人がとても多いです。

どこに壁があるのかと言うと、日本語が喋れないという “言語の壁” は大きいでしょう。

そして多くの日本人の性格上、自分からはあまり誘わないというのもあります。

ただ、こちらから声をかけると日本の文化的にNOとは言わない・言いづらいので 付き合ってくれるということもあり、私は大人になってひとりでたくさんの友達を作れたことがとても嬉しい体験です。

このように、日本人の性格や性質上成り立っている日本のビジネス文化は、とても生産的で魅力に感じます。

                         CEO グスタボ・ドリー

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