対談シリーズ第2弾!!
今回は、“採用を科学する”をコンセプトに、大手企業からベンチャーまで幅広く採用支援を行うリーディングマーク代表取締役の飯田氏と『定着する採用』についてトークを展開します。
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ドリー:今日、僕の大好きな会社の代表、リーディングマークの飯田さんと『定着する採用』についてお話させていただきます。
先週、ラスベカスのHR Techのイベントに行ってきたんですが、意外と採用の適正検査をしている会社が少なくて、日本のほうがイケてるんじゃないかと思いました。
リーディングマークが展開しているレクミーについて教えてください。
飯田:レクミーは若くて優秀な人を採用するために企業の採用支援するサービスです。
新卒と中途をやっていますが、特に新卒の採用に強いです。上智、早稲田など上位校の大学の約6割が会員になっていて、採用のメディア、イベントとして企業と結ぶ役割をしています。
ドリー:有名な大手企業、トヨタや三菱商事などもレクミーのお客さんで素晴らしいです!
飯田:ありがとうございます。採用人気企業TOP 100 のうち、87社がお客様になっています。
ドリー:適性検査とか心理的なマッチングはどうやっているの?
飯田:わかりやすく優秀な経歴がある人を支援することの実績はできましたが、東大=優秀だからうちの企業に合っている、無名の大学だから駄目であるとかそうゆうことではない。世界中の人の自己実現を支援していきたいので、経歴・学歴以外のもので人を深く理解しなければならないという課題があった。そして、研究した結果、人の性格が一番大事だという結論に至りました。
飯田:カルチャーにあった性格の人を採用すると定着して活躍してくれるよね。
ドリー:結果的にチームですよ!文化も含めて。
飯田:逆に、どんなに経歴が良くてもチームのカルチャーに合わないと力を発揮できない。
ドリー:うちにもいたんだよ。優秀だから採用したけど、うまくチームを巻き込まなかったから結果的に数ヶ月で退職になっちゃった。
飯田:よくありますよね。全ての企業が通る道かな。キャリアベースは、人の性格、組織の性格を明らかにできます。
ドリー:それはどうやって研究したの?
飯田:自社の研究と、去年買収させていただいたキャリアベースを融合して今のキャリアベースができています。
ドリー:曽和さんのところですよね?彼、人事で検索するとすぐ出てくる。YouTuberとしてもやってますよね!人材業界の中では、有名人の曽和さんが開発したんですね。
ドリー:カルチャーが大事、性格が大事はわかるんだけど、どう分析しているの?
飯田:行動心理学に基づく120の質問に答えてもらい、人の性格を27の要素で可視化できます。そして人の性格に優劣をつけるのではなく、人の特徴を明らかにできる。これがキャリアベースの特徴になります。
ドリー:それを企業と新卒の対象者と両方にテストしてもらうってこと?
飯田:新卒だけでなく、中途も含めて全ての候補者に受けてもらいます。
ドリー:職種ごとにマッチする特徴とかあるの?
飯田:前提として、同じ職種でも会社によって評価される人の傾向が違ったります。
ドリー:営業だからよく喋る人がいいとか、どんな会社でも役立つわけじゃない?
飯田:海外だと、アマゾンぽい、グーグルっぽい、マイクロソフトっぽいとかあって、日本だと、三菱っぽい、三井、住友っぽいなど色々あるじゃないですか。営業志望の人は社交欲求が高いとかそうゆうのはあったりします、統計的に。
ドリー:うちのリスナーは人事が多いけど、人事系だとどうなの?
飯田:活躍している人事の方だと、営業の要素が強い方とかありますね。
ドリー:えー。意外!!
飯田:人を選ぶだけでなく、今は探して口説く時代。人に興味があって積極的な思考を持ってる方が活躍する傾向がありますね。
ドリー:今までのイメージだと、内向的で社内をうまくまわせる人って思ってたけど、営業的な人の方がいいんですね。
ドリー:キャリアベースの課題って、今は何になる?定着?早期退職??
飯田:そうですね。統計的にいうと、今の日本の会社の95%以上が中小企業。けど、中小企業の定着率は極めて低い。3年間で6割弱の人がいなくなってしまう。
ドリー:結構多いね。もっと定着してると思ってた。日本の文化はクビにしない文化なのに。
飯田:中小企業は、合わなかったら他の部署にということがない。
大事なのは、共通の土壌があってその中で多様性が担保されていること。
業績だけでなく組織面でもエクセレントとされている、グーグルとかリクルートとか、P&Gとか。彼らはよく多様性が大事だと言っている。
ドリー:そうだね。あと、やっぱり僕は鎌倉に住んでるけど元ソニーの人いっぱいいる。クリエイティビティな仕事をしたい人は、趣味も大事にしているから似たようなところに住みたがる傾向があるよね。
飯田:それはあるかもしれないですね。うちも社内でどんな環境で働きたいかディスカッションしたら、クリエイティブな仕事をしたい人は鎌倉でリモートワークしてたいと言っていました。
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今回は、ここまで。
次週、続きをお届けします(*^^*)
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