Gustavo Dore

2021年6月1日2 分

そういえばなかった、ジョブディスクリプション

皆さんがお仕事をするとき、どのようなお仕事をするか契約書に書いてありますか。

守らなくてはいけない規則や解雇されるような要因などは書かれていますが、職務内容を細かく記述されていることはそれほど多くないと思います。

しかし、この職務記述書「ジョブディスクリプション」実は近年少しづつ導入している企業が増えています。

この需要までの流れを簡単にまとめると…

経団連がジョブ型雇用を発表して以来、ジョブ型雇用に移行しつつある

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ジョブ型 「特定のこの仕事ができる人!」をどの企業も求めるようになる

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最適なマッチングには「求職者」がその企業の求めていることを知る必要がある

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「企業」が職務の内容、タスク、スキル、求められる成果を明確化する必要性↑↑

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そんな時に【ジョブディスクリプション】!!!

ジョブ型は欧米や欧州でメインの採用方法で、決まった仕事ポジションに対して人が応募すること。そして日本で大多数を占める採用方法は人を採用してから、その人に会う職務を見つけるメンバーシップ型です。簡単な図にすると下記になります。

仕事←労働者

仕事→労働者

求人票にも違い?

採用方法が異なるために雇用契約書も、ジョブ型の場合はジョブ(職務内容)について細かく記載されています。一方、メンバーシップ型の場合は仕事が後についてくるので、基本的に雇用契約書にも職務内容の記載が少ないといえます。

メンバーシップ型=求人票(募集要項)

=職務内容、雇用形態、勤務地、給与

ジョブ型=ジョブディスクリプション

=職務の詳細説明、その職務が必要な背景、責任範囲、求められる資質、歓迎されるスキル

このように、採用の方法が違うだけで求人する際に発信する情報・雇用契約に乗せる情報まで変わってきます。ジョブ型に移行するか考えている方はぜひ覚えておいて下いね

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